供給信頼度評価は、月単位のEUE評価を基礎に運用されてきたが、端境期の高需要、停止率等の諸元の更新、地内系統混雑の反映、EUEと予備率の乖離が課題である。資料は、これら5項目を関係委員会と連携して順次検討し、特に足元の課題である①~③を早期に扱うことを提案している。これは今後の検討方針案であり、各課題の扱いが一括して決定したものではない。
現行EUEツールは個別電源の出力配分や実運用の需要・供給力を精緻に模擬できず、地内系統混雑量を適切に算定できない。抜本改修には工期面の課題があるため、混雑を反映できるPLEXOSを用いた評価方法を検証中である。停電量の指標値計算では、需要・供給力の変動等は模擬可能と確認されたが、エリア間応援ロジックと揚水モデルは検討中である。必要供給力を求める収束計算は可能だが、試算で約9時間55分を要し、現行ツールの約2分32秒に比べ大幅に長い。技術面・実務面の課題解消は未完了である。
2025年度供給計画では、年間EUEが目標を超過するエリア・年度がある一方、H3需要時予備率は第1年度の全月・全エリアで12%超、第2年度でも11%超であった。また厳気象H1需要時は、対策電源やエリア間融通を見込むと全エリアで予備率3%以上の見通しである。両指標で異なる状況が示される要因を分析し、維持すべき供給信頼度の水準と評価指標の扱いを整理する必要がある。資料は、①月別EUE評価、②停止率更新、③計画停止量・追加設備量を早期検討し、④混雑評価手法、⑤EUEと予備率の関係も順次検討する進め方を提案している。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「今後の供給信頼度評価の課題整理について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/)をもとに当社作成
本サービスで提供される審議会資料は、各府省庁が公開している情報を公共データ利用規約(PDL1.0)に基づいて利用しています。詳細はデータソースページをご確認ください。
Policy Scope
関連する審議会・政策資料を継続的に収集し、AI要約と一次資料をまとめて確認。重要な変更を事業判断と社内共有につなげられます。