Daigasグループは、大阪・関西万博で、会場の生ごみなどを原料にe-メタンを製造・利用する実証と、環境価値を移転したゼロエミガスの供給を進めている。実証設備は2025年4月16日に稼働し、5月末までに生ごみ約50tを受け入れ、ガス約3,000m³を製造して会場厨房やコージェネレーション燃料に供給した。見学ツアーには累計1,000人超が参加し、見学枠の増加を検討中である。
実証では、サバティエ方式と微生物を使うバイオ方式の両方を設置し、技術評価を行う。再エネ電気由来の水素、回収CO₂、生ごみ由来のバイオガスを用い、会場内で製造・利用する地産地消型の実装イメージを示す。
全国のガス事業者が製造するe-メタン・バイオメタンの環境価値を、クリーンガス証書で移転し、J-クレジットも活用して万博会場とガスパビリオンにゼロエミガスを供給している。クリーンガス証書は、e-メタン・バイオメタンを既存の都市ガスと区別し、そのゼロエミ価値を証明・移転する仕組みである。
2025年9月17~28日の「地球の未来と生物多様性ウィーク」に合わせ、9月24日に京都で開かれるIGU(国際ガス連盟)LNG委員会の「LNGとカーボンニュートラルセミナー」をテーマウィークコネクトに位置付け、会場開催に加えてウェビナー配信を企画している。e-メタンなどを重点的にPRする予定である。
同期間に万博会場へ供給するガスは、J-クレジットを使わず、e-メタン・バイオメタンの環境価値移転分のみでゼロエミガスとする予定である。これは実施済みの実績ではなく、資料時点の計画である。
万博で得た知見をもとに、国内では地産地消型バイオメタネーション、海外では大型サバティエ方式によるe-メタン供給源の開発を進める。また、クリーンガス証書で環境価値を移転・管理するプラットフォーム「CO2NNEX」の展開を通じ、e-メタンの普及拡大を目指す。
資料は、e-メタン等の価格差に着目した導入促進制度の確実な運用と、全国規模での利用拡大を可能にする環境価値移転制度の確立に向け、政策支援を求めている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「大阪・関西万博でのメタネーション関連の取り組み」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/methanation_suishin/index.html)をもとに当社作成
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