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電力広域的運営推進委員会 ・ 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会

第80回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会

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この回のダイジェスト

EUE停止率の再算定や予備力・再エネ予測の見直し案、翌々日計画の段階導入案が示された。

この回で示されたこと

  • 計画外停止率は2019~2021年度平均で火力4.3%、揚水1.2%、自流・調整池式水力4.3%、貯水式水力2.1%と再算定された。火力の待機停止時間を分母に含める案では5.6%、福島県沖地震の影響を控除すると5.1%、燃料制約も除外すると4.3%となる。資料1
  • 計画外停止率の扱いについて、大規模災害は福島県沖地震の影響のみ控除し、以後は3年ごとに除外要否を判断する案、燃料制約は算定率から除外する案、3年平均を採用する案が示された。信頼度基準の見直し案Bと必要供給力へ反映する案Aは併記され、最終判断は未確定である。厳気象対応には当面従来の火力2.6%を用いる案である。資料1
  • 持続的需要変動対応分を2%に見直す整理を受け、容量市場の反映時期、供給計画の補完評価を8%から9%にする案、小売事業者に求める予備率の2023年度以降の扱いは未決定である。2023年度は小売事業者に従来どおり1%を求める案が示され、実運用の広域予備率8%未満を需給ひっ迫とする基準は維持する整理である。資料2
  • 複数気象モデルは2022年4月に全エリアへ適用済みで、調達開始後に導入した5エリアの試算では三次②必要量が合計17.1%低減した。中部では2022年7月15日にアンサンブル予報の信頼度別テーブルを先行導入し、7~10月の必要量は従来比6.7%減となったが、8月は5.4%増加し、GC予測誤差の扱いは継続検討である。資料3
  • 2022年12月の気象勉強会で、アンサンブル予報を他エリアへ展開する方針が確認された。資料上の導入予定は東京・関西・中国・九州が2023年2月、北海道・東北・北陸・四国が同年4月であり、各エリアでの適用後に広域機関が事前評価する案である。資料3
  • 翌々日計画は2024年度に週間計画を更新して最大需要時・最小予備率時の2点を算出・公表し、2025年度からBG計画・調整電力計画を48点で提出して広域予備率を公表する段階導入案が示された。運用後は広域機関が計画の蓋然性を確認し、疑義があれば事業者に聞き取る。資料4

前回からの変化

  • EUE算定の計画外停止率について、従来方式から供給計画時点と実績の停止・抑制の差分を集約する方式に見直し、2019~2021年度の再算定値と例外処理案が示された。資料1
  • 第79回では持続的需要変動対応分2%などが方針案として参照されていたが、今回は制度別の反映方針が具体化し、容量市場や補完評価、小売予備率の扱いは未決定、実運用の8%基準は維持との整理が示された。資料2
  • 前回示された翌々日計画の2024年度開始・2025年度48点化の提案が、2024年度の提出内容と2点算出、2025年度の48点提出などの運用案に具体化された。資料4

今後の予定・残った論点

  • 計画外停止率を信頼度基準と必要供給力のどちらへ反映するかなど、EUE算定上の論点を翌年1月の委員会で改めて議論する予定である。資料1
  • 年間計画停止可能量は至近3か年試算の約2.1か月を踏まえ、容量市場での計画停止調整の状況を確認して見直し要否を判断する。資料1
  • 容量市場への2%反映時期、供給計画補完評価の基準、小売事業者の2024年度以降の予備率は、関係する検討会・国の審議会等で継続検討する。資料2
  • 再エネ予測ではGC予測誤差の扱いと他エリア展開時の事前検証を続け、翌々日計画では事業者説明会や発電上下限値の入力状況フォローを行う予定である。資料3資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    確率論的必要供給予備力算定手法(EUE算定)における諸課題の検討について

    - EUE算定向け計画外停止率を供給計画時点と実績の差分で再算定し、2019~2021年度平均は火力4.3%、揚水1.2%、自流・調整池式水力4.3%、貯水式水力2.1%となった。これはトラブル停止率ではなく、EUE算定用の値である。 - 福島県沖地震と燃料制約による停止・抑制を算定率から除外し、3年ごとに集約・分析する提案が示された。火力の待機停止時間を運転時間に含めると、火力平均は5.6%から4.3%となる。 - 再算定値を供給信頼度基準へ反映するか、必要供給力へ反映するかは未決であり、厳気象対応には当面従来の火力計画外停止率2.6%を用いる提案である。 - 厳気象対応は春秋2%、夏冬3%、稀頻度リスクは通年1%と整理された。2026年度容量市場の目標調達量は約957万kW増の試算だが、計画停止可能量の見直しを含め確定していない。

  2. 2

    持続的需要変動対応の必要供給予備力見直しに伴う対応について

    - 持続的需要変動対応分は、DECOMP法の2.01%と従来手法の2.0%を根拠に、必要予備力を1%から2%へ見直す整理である。 - 容量市場への反映時期と供給計画の補完評価基準は、EUE算定等との整合を踏まえ継続検討である。 - 2023年度供給計画では、小売電気事業者に従来どおり1%の予備率確保を求める案であり、2024年度以降は国と検討する。 - 実運用の需給ひっ迫判断基準は、持続的需要変動分の見直し後も広域予備率8%未満を維持する整理である。

  3. 3

    再エネ予測精度向上に向けた取り組みについて

    - 複数の気象モデルは2022年4月に全エリアで適用を完了し、導入後5エリアの試算では三次②必要量が合計17.1%低減した。北海道・東北の効果は2022年度の事後検証で確認予定である。 - 中部エリアでは2022年7月から、アンサンブル予報の信頼度に応じて必要量テーブルを使い分ける手法を先行導入し、7〜10月の必要量は従来比6.7%低減した。8月は増加しており、GC予測誤差の扱いは継続検討である。 - 他エリアへの展開方針が気象勉強会で確認され、各エリアのテーブル適用後に広域機関が事前評価して導入する案が示された。エリア規模の影響などを事前検証し、運用詳細を引き続き検討する。 - NEDO事業は2024年度まで技術開発を継続し、得られた知見を事業者の実装検討へつなぐ方針案である。

  4. 4

    今後の需給運用の対応について

    - 翌々日計画は、2024年度に週間計画を更新して2点の広域予備率を公表する運用案である。更新がなければ週間計画を採用する。 - 2025年度からBG・一般送配電事業者が計画を48点で提出し、広域機関が48点の広域予備率を算出・公表する方針である。 - 運用開始後、計画値の蓋然性を確認し、疑義があれば事業者に想定・改善方法を聞き取る。発電上下限値の適切な入力も求める。 - 週間計画の48点化は、具体的な必要性に応じて検討する案である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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