この回のダイジェスト
ERAB改定案を審議し、機器別ベースラインの提案募集と機器個別計測の残課題を示した。
この回で示されたこと
- 低圧ベースラインはHigh 4 of 5(当日調整あり)とし、需要家単位を「個別管理」、複数需要家をまとめる方式を「群管理」と表記する改定案を示した。機器特有ベースラインは今年度以降に検討する案である。資料2
- PV・EV・蓄電池の導入拡大で誤差基準(RRMSE 20%以下)を満たさないケースが増える想定を踏まえ、機器を考慮した受電点・機器点ベースラインの計算方法を事業者・研究機関等から募り、正確性・公平性・簡便性・事前性で評価する方針を示した。資料3
- 機器個別計測は類型1①・1②を対象とし、関係者の合意と按分計量を前提に受電点以外での計測も認める改定案を示した。低圧機器点は2026年度の取引開始、高圧・特高の一部は課題対応後の開始を予定する。資料2資料4
- ネガワット調整金は類型1②・2②でアグリゲーターから供給元小売へ需要抑制量に応じて支払う案を示した。情報共有は一律期限を設けず、発動指令受信等の後に速やかに通知し、OCCTOの需要抑制計画ファイルと入力支援ツールの利用を推奨する。資料2
- 特高機器点ではガイドライン改定・託送システム改修、機器点1,000kW以上では新区分の検討が必要と整理した。一次調整力を先行導入できるか、アセスメントⅡでの扱いも今後の検討課題として示した。資料4
- 費用便益の試算では、低圧参加率10%で年1.8億円から7.1億円、参加率50%かつポジアグリと機器個別計測を認める場合は年18.5億円の調達費用削減効果を示した。いずれも前提付きの試算である。資料4
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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前回までの議論の振り返りと 本日の議題について
- ERABガイドライン改定案は事務局が作成し、本日審議後、指摘を踏まえてパブリックコメントを行う予定である。 - 低圧ベースラインではエリアごとの群管理を明示し、将来の気象影響や機器特有ベースラインも引き続き検討するとの意見が示された。 - 需給調整市場の機器個別計測は2026年度から順次開始予定だが、機器点特高・1,000kW以上では準備上の課題が確認された。 - 低圧機器点は2026年度、高圧機器点の一部は2027年度以降に取引開始予定であり、高圧の一部と特高では課題対応作業が予定されている。
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エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するガイドラインの改定内容について
- 需給調整市場で2026年度から低圧リソース・機器個別計測を活用する方針を踏まえ、ERABガイドラインの改定内容を示す資料である。 - 個別計測は類型1①・1②で、関係者合意と按分計量を条件に認める案であり、低圧の標準ベースラインはHigh 4 of 5(当日調整あり)とする。 - 類型1②・2②のネガワット調整金は、機器個別計測でも従来と同様に精算し、需要抑制量は契約上の計測地点の値で評価する。 - 小売事業者への通知期限は一律に定めず、メール添付とOCCTO需要抑制計画フォーマットの利用を推奨する。
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機器特有のベースラインの検討方針
- PV・EV・蓄電池等の普及で既存の「High 4 of 5(当日調整あり)」ではRRMSE 20%以下を満たせないケースが増える懸念があり、機器特有ベースラインの検討を進める方針である。 - 機器を考慮した受電点・機器点ベースラインの計算方法を事業者・研究機関等から募り、資源エネルギー庁が評価して公表可能な方法を適時公表する。 - 評価軸は正確性、公平性、簡便性、事前性であり、提出資料やデータは提案に応じて個別調整する。 - 取引類型によって必要な評価軸は異なり、評価上の課題がある方法は類型1②・2②で活用困難となる一方、類型1①・2①では事業者間合意により活用可能である。
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需給調整市場における機器個別計測について
- 低圧小規模リソースの市場活用と機器個別計測は2026年度開始を目指すが、機器点特高・1,000kW以上の区分や一次調整力の扱いは未確定である。 - 機器点のkWh精算にはIoTルートと受電点への次世代スマートメーター設置が必要であり、特高ではガイドライン改定と託送システム改修も要する。 - 低圧リソースの費用削減効果は前提付き試算で、参加率10%では年1.8〜7.1億円、参加率50%かつポジアグリ・機器個別計測併用では年18.5億円である。 - 事務局等が残課題と必要なシステム対応を精査し、関係委員会で導入時期や制度詳細を引き続き検討する提案である。
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