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電力広域的運営推進委員会 ・ 需給調整市場検討小委員会

第50回 需給調整市場検討小委員会

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この回のダイジェスト

第50回は応札不足対策を継続し、制度措置や混雑・再エネ対応の案と検討課題を整理した。

この回で示されたこと

  • 制度的措置は、特定事業者にΔkW市場への供出を求める仕組みとして予備検討し、契約形態を軸に対象を整理する方向を示した。実施要否は未決である。資料1
  • 制度的措置を仮に導入する場合、全商品への適用は2026年度の前日取引化以降を案とし、条件が整えば三次②を2025年度から適用できる可能性も示した。起動費の取り漏れやペナルティ等のリスク、事業者の準備期間が残る論点である。資料1
  • 2027・2028年度は、商品要件を満たすノンファーム電源について、基幹系統・ローカル系統のいずれに起因する混雑でも需給調整市場への参加を認める案が示された。混雑処理用ΔkWと需給調整用ΔkWの代替は可能との見通しである。資料2
  • 市場連動型FIP電源等は要件を満たせば現行でも市場参入可能であり、インバータ制御による上げ調整力の供出が実証されている。一方、商品要件に対応するPCS等の機能実装には数年単位を要し、予測誤差や出力制御時の応札判断などを継続検討する。資料3
  • 2024年度上期は全商品で応札不足が続き、一次の不足率は約80%、二次①は約70%。二次②は至近約10%、三次①は約30~40%、複合商品は約40%まで改善した。三次②は募集量圧縮も不足率改善に影響した。資料4
  • 2024年度下期も応札不足対策を続け、2026年度の一次~三次①前日取引化に向けた業務課題の検討を本格化する。二次①の広域調達は2027年度開始を目指し、広域運用の実現が前提である。資料4

前回からの変化

  • 一次調整力の供出可能量を「0.2Hz低下時」から「0.6Hz低下時」へ見直す方向性が、前回の提案から2024年度上期の「方向性決定・準備中」へ進んだ。資料4
  • 複数ユニットの持ち下げ応札に対するアセスメント緩和は、前回示された対象案の決定には至らず、上期実績の整理でも継続検討事項とされた。資料4

今後の予定・残った論点

  • 制度的措置の対象・行動・開始時期を、事業者アンケート等で実態を把握し、国と連携して具体化する。資料1
  • 2027・2028年度のノンファーム電源参加案と、将来の混雑時の代替ΔkW確保を引き続き検討する。資料2
  • 変動性再エネの予測、制御機能、アセスメント・ペナルティ、出力制御時の応札方法を技術面・制度面から検討する。資料3
  • 前日取引化に向け、起動費精算、応札締切、発電機起動などの業務課題を詰める。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    制度的措置に関する予備的検討について

    - 応札不足対策として、特定事業者に調整力ΔkW市場への供出を求める制度的措置を予備的に検討したが、実施要否は決めていない。 - 対象は契約形態を軸に検討する方向で、相対契約、入札制約、余力の定義などに未整理事項が残る。 - 起動費取り漏れ、少量約定・電源トラブル時のペナルティ、小売の供給力確保への影響を制度化前の主要リスクとして挙げた。 - 導入する場合、週間取引への適用は難しく、2026年度の前日取引化以降が候補だが、条件が整えば三次②を2025年度に始める可能性も示された。

  2. 2

    系統混雑を考慮した調整力確保の考え方について<2027・2028年度対応>

    - 2027・2028年度は混雑影響が小さく、混雑処理用ΔkWと需給調整用ΔkWの代替を確保できる見通しである。 - 事務局は、商品要件を満たすノンファーム電源について、基幹系・ローカル系とも需給調整市場への参加を認める案を提示している。決定済みとは記されていない。 - 発動制限ΔkWの費用負担は既整理であり、約定分は調整力提供者の特定負担、代替確保の主体・費用は一般送配電事業者である。 - 混雑が広範囲に拡大する将来に備え、フリンジで発動制限に対応する考え方を引き続き検討する。

  3. 3

    変動性再エネの調整機能の活用について

    - 将来の調整力必要量増加を見据え、資料はFIP電源等の調整力活用に向けた技術・制度課題を整理し、継続検討を求めている。FIT電源①③は需給調整市場に参入できないが、FIP電源等は要件を満たせば現行制度でも参入可能である。 - インバータ制御による応動は実証で確認されている一方、天候による供出量の不確実性があり、商品要件に対応するPCS等の開発には数年単位を要する。 - 週間商品の前日取引化(2026年度予定)と入札ブロックの30分化(三次②は2025年度、他商品は2026年度予定)により、応札上の課題は一定程度緩和する見込みである。 - アセスメント・ペナルティの緩和は慎重な検討が必要であり、出力制御時に応札する方法も、優先給電ルールとの整合を含め国と継続検討する方針である。

  4. 4

    需給調整市場検討小委員会における議論の方向性と整理:2024年度上期実績および2024年度下期の予定

    - 2024年度上期は全商品で応札不足が発生し、特に一次・二次①の不足が大きい。募集量削減や三次②の効率的調達を実施し、応急措置として運用中である。 - 全国実績では一次の不足率が約80%、二次①が約70%である一方、二次②は至近約10%、三次①・複合商品も応札増加により改善傾向である。地域差が大きく、東京・中部では不足が続く。 - 下期は応札不足対策を続けながら、2026年度の一次~三次①前日取引化に向けた課題を本格検討する。起動費リスクなど前日化だけでは解消しない課題も残る。 - 2027年度以降の一次広域調達、揚水活用、緊急時調整力、混雑・系統特性定数、変動性再エネ活用は継続検討であり、制度的措置や上限価格は導入決定ではない。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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