系統用蓄電池の新規連系では、放電時の逆潮流と充電時の順潮流の双方を検討する。逆潮流側は電源と同様に日本版コネクト&マネージで対応している一方、順潮流側は従来、系統増強が必要であり、工期や費用が導入上の課題となっていた。充電の時刻・量を制御できる特性を踏まえ、充電停止を条件に増強を避けて早期連系する方策が検討された。
今回の対応は、順潮流側で混雑が見込まれる新規の系統用蓄電池について、N-1故障時に充電を停止することを条件に平常時の運用容量を拡大し、増強なしで連系できる場合に適用するものである。N-1制御を適用しても運用容量内に収まらない場合の扱いは、この資料では示されていない。
| 項目 | 今回の取扱い |
|---|---|
| 充電停止装置の設置等費用 | 系統増強を避けて連系する受益があるため、費用負担ガイドライン等に基づき事業者負担とする。 |
| N-1故障時の充電制御への補償 | 系統増強回避の受益を得ることから、補償しない。 |
| 一般負担上限超過額の算定 | 充放電は一体であるという考え方から、順潮流側対策工事の一般負担分も「対策工事の一般負担額」に含める。上限額は電源容量1kW当たり4.1万円である。 |
| 保証金 | 接続検討回答の工事費負担金(消費税等相当額を含む)の5%を基礎とし、順潮流側対策分も工事費負担金に含める。 |
今回の整理は系統アクセス検討に速やかに反映する。順潮流側の平常時混雑への対応や増強・混雑時運用のルールは、蓄電池の導入状況等を踏まえて引き続き整備する。今後ルールが整備された場合は、今回の対応で連系した蓄電池にも適用することが望ましいとされる。充電制御の時期・量に関する情報公開も、事業者が混雑系統を避けて立地を選ぶ観点から検討事項である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「系統用蓄電設備の新規連系における課題と対応(報告)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/kouikikeitouseibi/)をもとに当社作成
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