2025年度に実施した2026年度向け容量市場の追加オークションは、全国の調達オークションとして実施され、約定総容量は約830万kW、経過措置控除後の約定総額は約582億円で確定した。エリアプライスは北海道・東北・東京・中部が8,749円/kW、北陸・関西・中国・四国が8,213円/kW、九州が8,591円/kWである。追加オークション実施判断時に確保済みの供給力を含めると、確保供給力は全国で1億8,892万kWとなった。
応札容量は約988万kW、落札容量は約830万kWで、全体の落札率は84.0%である。落札分の大半は安定電源(約780万kW)であり、非落札分約158万kWは全て石油火力で、約64%が運転開始から40年以上の電源であった。発動指令電源は調整係数を反映した容量で約定処理され、応札上限容量を超えなかったため、全電源が落札候補として扱われた。
全国の供給信頼度は目標値と同じ0.007 kWh/kW・年となった。約定処理では北海道・東北・東京・中部および九州が不足ブロックとなり、北海道に0.1万kW、九州に4万kWを追加した。追加可能な電源がなくなったため減少処理は行われず、各エリアの供給信頼度には差が残った。
全国の応札価格加重平均は3,705円/kWで、エリア・ブロック別では北陸・関西・中国・四国が6,531円/kW、北海道・東北・東京・中部が1,834円/kW、九州が239円/kWであった。応札容量の65.9%は0円/kW、16.0%はNet CONE(10,156円/kW)超である。
追加オークションを反映した容量拠出金の試算は、一般送配電事業者が計795.5億円、小売電気事業者が計7,975.7億円である。試算は一般送配電事業者負担をH3需要の8%相当とし、小売負担を容量拠出金総額から送配電負担と経過措置控除分を差し引いて算出している。実際の各事業者への請求額そのものではない。
公表値には追加オークションのみの結果と、メインオークション分を含む容量市場全体の集計がある。後者の契約容量・契約金額は2025年5月末時点の値を含む。個社情報の特定を避けるため原則3者以上で集計し、供給曲線にはスムージング処理を施している。容量確保契約書の締結手続は2025年8〜9月頃、契約結果の公表は10月頃とされている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「[容量市場 追加オークション約定結果 (対象実需給年度:2026年度)]」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou_kentoukai/)をもとに当社作成
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容量市場は、電力量(kWh)ではなく将来の供給力(kW)を取引する市場です[DOC:7742c61f-d92c-471d-95f4-e2b258650bdb]。発電所などの供給力を金銭的に評価して支払うことで、電源投資が適切な時期に行われるよう促し、中長期の供給力確保と卸電力市場価格の安定化を図る仕組みです[DOC:223b6d64-370a-4541-bb09-512b29366434]。
2026年度メインオークションの需要曲線原案では、指標価格(Net CONE)が**20,911円/kW**、上限価格が**31,366.5円/kW**と算定された [DOC:dc5ae962-8b4f-4b58-975a-213e09059bb3]。前年度(2025年度メインオークション)はNet CONE **10,075円/kW**、上限価格 **15,112.5円/kW** であり [DOC:93928121-b16d-46a9-b6db-4c842c84769f]、需要曲線の価格軸が実質的に倍になった。
長期脱炭素電源オークションは、容量市場の一部として、脱炭素電源への新規投資を促すために設けられた入札制度です[DOC:18d50bc3-cad8-43f1-9cc4-d3995d14b30e]。落札した電源は原則20年間にわたり収入を得られ、投資回収の見通しを立てやすくすることを狙いとしています[DOC:18d50bc3-cad8-43f1-9cc4-d3995d14b30e]。
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