需給調整市場の参加リソースが商品要件を満たし、落札後に指令へ応じられることを事前に確認する必要がある。海外調査では対象4か国すべてで、送配電事業者が指定する商品別の審査を実施していた。資料は、商品ごとに試験信号や評価方法をあらかじめ定める方向を示すが、具体的な制度は提案段階である。
アセスメントは、落札したΔkWを供出可能な状態に保っているか(Ⅰ)と、指令に対して商品要件どおりに応動したか(Ⅱ)に整理する案である。海外4か国すべてで応動実績を評価しており、基準点と実績との差、指令信号への追従性などを商品特性に応じて確認している。
| 評価区分 | 確認内容・方向性 |
|---|---|
| Ⅰ:ΔkW供出可否 | GC時点の発電上限値と発電計画値の差が、約定ΔkW以上かを確認する案。空き容量不足が不具合例である。 |
| Ⅱ:応動実績 | 指令に対する実績が、応動時間・継続時間・出力変化量などの商品要件を満たすかを確認する案。商品別の基準点設定と追従性評価が論点である。 |
調整力は時々刻々変わる指令への追従を求められるため、計画どおりの出力を確認する供給力評価とは考え方が異なる。需要制御リソースでは、基準点の設定、インバランス量と調整力発動量の切り分けも必要となる。リクワイアメントの詳細は市場契約で定め、アセスメント方法やペナルティは今後検討する提案である。
海外事例では、応動評価に細かな粒度のkWデータを用い、商品が高速なほど短い周期で送信する傾向がある。現行の30分計量器では評価が困難であり、新たな計量器の仕様、データ送信頻度、分散リソースの計量・集約ルールが検討課題である。
本資料は海外事例と国内の既存電源の試験・運用をもとに、事前審査、アセスメント、計量の検討方向を整理したもので、具体制度の決定を示すものではない。委員意見を踏まえ、2021年度の市場開設に向けて、次回以降は三次②の事前審査およびアセスメント方法を検討する予定である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「海外事例を踏まえた事前審査・アセスメントに関する検討の方向性について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/jukyuchousei/)をもとに当社作成
本サービスで提供される審議会資料は、各府省庁が公開している情報を公共データ利用規約(PDL1.0)に基づいて利用しています。詳細はデータソースページをご確認ください。
Policy Scope
関連する審議会・政策資料を継続的に収集し、AI要約と一次資料をまとめて確認。重要な変更を事業判断と社内共有につなげられます。