本資料は、第57回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会のものであり、中国九州間連系線の運用容量拡大策について検討が行われている。委員会は、電力広域の運営推進機関であるOCCTOが事務局を担当している。
本資料では以下の主要な内容が取り上げられている。
第55回委員会では、運用容量拡大のために以下の3つの案が提示された。
委員会では以下の論点について議論が行われた。
各案は、市場取引の経済損失低減効果やCO2排出量の低減効果などを基に評価される。この結果は、運用容量拡大の実現に重要な影響を及ぼすことが期待されている。
市場取引の機会損失額の算出に際し、評価に用いる市場間値差は以下の方針で決定された。
| 指標 | 全時間帯 | 日照時間帯 (8:00-18:00) |
|---|---|---|
| 市場分断したコマ (作業時除く) 2019年10月1日-2020年9月30日の実績 | 640コマ/年 | 198コマ/年 |
| 市場分断したコマの平均値差 (kWh単価) | 2.94円/kWh | 3.37円/kWh |
| 機会損失額 | 約940万円/万kW年 | 約330万円/万kW年 |
FCのマージン増加による機会損失額を費用とした場合、運用容量拡大による効果から費用を差し引くとプラスとなる結果が得られた。
| 時間帯 | 機会損失額 (万円/万kW・年) |
|---|---|
| 全時間帯 | 940 |
| 日照時間帯 (8:00-18:00) | 330 |
| 効果の種類 | 全時間帯 (万円/万kW・年) | 日照時間帯 (8:00-18:00) (万円/万kW・年) |
|---|---|---|
| 経済損失低減効果 | 2,900 | 2,040 |
| CO2排出量低減効果 | 2,290 | 1,210 |
| 合計 | 5,190 | 3,250 |
| 時間帯 | 効果-費用 (万円/万kW・年) |
|---|---|
| 全時間帯 | 4,250 |
| 日照時間帯 (8:00-18:00) | 2,920 |
EPPS設定量は、周波数偏差が逆転しないことを基本に設定されており、その閾値は需要によって変動する。
EPPS期待量の増加を目的として、飛騨信濃FCの自動演算機能活用による試算が行われた。
| 区分 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 月平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平日 昼間帯 | 9 | 7 | 10 | 17 | 14 | 11 | 8 | 11 | 19 | 22 | 21 | 13 | 13.5 |
| 平日 夜間帯 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 6 | 1.3 |
| 休日 昼間帯 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 8 | 2.4 |
| 休日 夜間帯 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0.3 |
FCの市場分析実績を基に、運用容量拡大効果の評価が進められている。
| 年度 | 2月 | 3月 |
|---|---|---|
| 2020年度 | ||
| 2021年度 |
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ステップ① | A案およびB案の費用対効果評価 |
| ステップ② | B案の詳細検討および実施判断 |
飛騨信濃FCの自動演算機能に関する概要が整理されており、この機能は周波数維持に寄与し、大規模電源脱落時の停電発生量を低減することを目的としている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「中国九州間連系線(中国向)運用容量拡大案の検討について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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