SHK制度では、ガス事業者別の基礎排出係数と調整後排出係数を公表できる仕組みを設け、需要家の排出量算定に供給事業者の取組や選択したガスメニューを反映する方針である。公表とメニュー別係数の設定は事業者の希望制であり、本資料は算出方法・運用案を示すものである。
| 係数 | 算定の骨格 | 主な条件・調整 |
|---|---|---|
| 基礎排出係数 | 基礎CO₂排出量 ÷ 販売ガス量 | 基礎排出量は、販売ガス量から供給バイオガス量を控除した量に省令係数を乗じて算出する。バイオガス量は実測熱量を導管の標準熱量基準値で換算する。 |
| 調整後排出係数 | (基礎CO₂排出量 − クレジット等)÷ 販売ガス量 | J-クレジット、国内クレジット、J-VER、JCMクレジットを対象とする。年度内に無効化したものに加え、翌年度4月1日〜5月31日の無効化分も対象年度分とみなせるが、翌年度以降には再使用できない。 |
高度化法の責務により調達され、割高分を一般ガス導管事業者が負担したバイオガスは、託送料金を負担する小売事業者の販売量割合に応じて「託送分配バイオガス量」として配分する。対象となる小売事業者は、調整後排出量から配分量と実際の託送負担量の差に相当するCO₂を控除できる。必要な託送関連情報は導管事業者が小売事業者に提供する扱いである。
小売事業者は供給バイオガス量とクレジットをメニューごとに任意配分し、メニュー別調整後係数を算出できる。託送負担バイオガスがある場合も、メニュー別販売量に応じた分配量を係数算定で控除する。環境価値を訴求する料金メニューについては、需要家への説明・情報開示に関するガス小売指針の規定整備を、今後、資源エネルギー庁の審議会で検討する予定である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「ガス事業者別排出係数の算出方法等について」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/ontaiho_gas/index.html)をもとに当社作成
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