家庭用燃料電池「エネファーム」は、発電を増やす下げDRに加え、出力抑制・停止による上げDRにも活用可能である。全機種にゲートウェイ(GW)との通信機能が標準搭載され、遠隔監視・発電制御ができる。VPP等の複数の実証で制御技術が確認されている。一方、DRready要件や導入時期は未決定であり、勉強会で仕様とスケジュールを検討する提案段階である。
エネファームは都市ガス・LPガス由来の水素と酸素の化学反応で発電し、排熱を給湯・暖房に利用する。PEFCは熱需要に合わせて起動・停止する熱主電従運転、SOFCは電力需要に合わせた24時間連続の電主熱従運転を基本とする。いずれも定格出力は700Wである。
| DR区分 | エネファームの制御 | 系統需要への効果 |
|---|---|---|
| 上げDR | 発電停止または出力抑制 | 需要を増やす |
| 下げDR | 発電開始または出力増加 | 需要を減らす |
DR時間帯に合わせた運転制御が想定され、機種やケースによっては逆潮流も可能である。顧客の光熱費は発電時間・発電量の変化により影響を受ける可能性があり、協力へのインセンティブ設計が重要とされる。利便性は系統電力が補うため、停電時のレジリエンス性もガス供給による発電特性から、DR参加による影響はないとの見解である。
勉強会では、アグリゲータの上げ・下げDRユースケースに沿って、通信接続、外部制御、セキュリティ等の仕様を検討する。運転モード・制御内容の共通領域と競争領域を整理し、逆潮流を含む電力供出型メニューへの活用も検討対象である。関係団体と調整して必要な準備を進め、DRready対応機器の市場導入時期を明確にする案が示されている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「DRready勉強会:家庭用燃料電池(エネファーム)のDRについて」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/dr_ready/index.html)をもとに当社作成
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