家庭用蓄電池について、第6回勉強会で整理されたDRready要件案を、機能・通信・セキュリティの仕様に落とし込み、JEM規格化と認証試験を経て2028年度以降に順次製品化する計画である。資料時点では要件は案であり、規格や一部のセキュリティ要件は今後の協議・確定を要する。
| 区分 | 要件案の要点 |
|---|---|
| 通信接続 | 機器等がゲートウェイ(GW)およびDRサービスサーバーと、構造化データ形式で通信できること。 |
| 外部制御 | DR要求の充放電電力目標値を受信し、目標値に沿って充放電すること。受信・実行は30分間隔以内とする。充放電可能量、バックアップ用電力量、充放電の電力・電力量の計量値を送信し、要求完了後または通信途絶時に機器本来のモードへ復帰できること。個体識別による制御も可能であること。 |
| セキュリティ | JC-STAR★1以上を求める案である。機器メーカーサーバーと機器間の制御通信には、通信先制限・認証・メッセージ暗号化と、管理組織を特定でき脆弱性対策を設計可能なプロトコルを求める。 |
GW経由型では、継続時間の受信および継続時間を加味した充放電は必須ではない。JC-STAR★2以上の詳細要件が定まれば、要件となる場合がある。
JEMAは機能ごとに関係団体と仕様を検討し、JEM規格へ反映したうえで、各メーカーが自社で適合判定できる制度を検討する。通信規格・認証制度はエコーネットコンソーシアムと連携する計画である。
| 時期 | 主な工程・到達点 |
|---|---|
| 2026年度 | クラウド間通信、AIF規格改訂、メーカーサーバー経由の動作仕様、機器ID付与ルールなどを検討する。 |
| 2027年度 | JEM規格を制定する計画であり、通信仕様の規格化や認証試験準備を進める。 |
| 2028年度 | 準備が整ったメーカーからDRready対応機器を発売する。 |
| 2029年度 | 全メーカーが発売を開始する計画であり、その後も普及・拡大に取り組む。 |
機器メーカーサーバーと機器間のセキュリティチェックリスト作成も工程に含む。JC-STAR★2は、IPAが要求仕様を公開した後に検討へ着手する。
第4回勉強会で示されたERABセキュリティガイドラインでは、アグリゲーターが機器メーカーサーバー経由で機器を制御するユースケース(R6)に関し、外部システムとの接続点で通信先制限・認証・暗号化を行い、管理組織の特定と脆弱性対策が可能なプロトコルを採用することを求めている。また、リソースアグリゲーターの制御対象にIoT製品を新たに導入する場合、JC-STAR★1以上の製品を選択する要件である。製品類型ごとの★2以上の詳細要件が決定した場合は、★2以上の製品を選択することが望ましい。JEMAはIPAの★2要求仕様・運用開始時期を確認し、機器通信仕様ではエコーネットコンソーシアムとDA仕様への対応を検討する方針である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「家庭用蓄電池(蓄電システム)について:DRready勉強会」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/dr_ready/index.html)をもとに当社作成
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