2021年9月時点の提案は、複数商品を一体で落札したリソースについて、事前審査・アセスメント・ペナルティを複合商品単位で扱うものである。単一商品ごとに評価する方式と比べ、応動実績を商品別に分解せず、複数の指令を合成した信号への追従を確認する。
| 論点 | 提案内容・条件 |
|---|---|
| アセスメントⅠ | リソースの応札可能量が最も大きい商品の落札ΔkWが供出可能な状態か確認する。同一リソースで複合商品と三次②が同時約定した場合は、ΔkW単価の安い順に評価し、ペナルティは高い順に課す。 |
| アセスメントⅡ | 複数指令を一体指令として扱い、実績の追従性を評価する。許容範囲は単一商品の範囲を合算し、一次を含む場合は一次のΔkW落札量も加える。評価点の90%以上が範囲内であることを基準とする。 |
| 事前審査 | 応札予定の各単一商品の審査に加え、複合商品向けに合成した指令信号への追従性能を確認する。 |
| 精算 | ΔkWは落札ブロック内を対象とし、ブロック前後はインバランス精算とする。kWhは、一次を含む複合商品も需給調整市場の契約単価で精算する。 |
評価間隔は複合商品に含まれる単一商品のうち最も短い間隔に合わせる。専用線で受信するデータには伝送遅れ等を考慮した補正を行い、補正方法などの詳細は一般送配電事業者の取引規程で定める案である。
試算では指令信号と実績値の乖離が見られたが、その原因がリソース側の応動か指令値の模擬かを現時点で判別しにくい。このため当面は、不適合時に一般送配電事業者が必要に応じて供出事業者へ確認し、リソース側の不備が明らかな場合に限ってペナルティ対象とする。確認は当面サンプルチェックも許容する一方、原因分析を進め、必要に応じて市場開設前から事業者と協議する案である。一次の許容範囲は異常時に上限を設けず、制御機能の使用状態も必要に応じ確認する。
不適合時のペナルティは、個々の商品ではなく複合約定全体に課すことを基本とする。金銭的ペナルティ強度はΔkW落札価格の1.5倍とし、運用実態等に応じて見直す。契約不履行については単一商品に準じ、月3回以上の不適合で事前審査を再実施する案である。
各項目の詳細は一般送配電事業者が定める取引規程に記載する提案である。資料は検討会での議論を求める整理案であり、確定事項としては示されていない。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「複数商品同時約定時の事前審査・アセスメント等について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_sagyoukai/)をもとに当社作成
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