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経済産業省 ・ 次世代の分散型電力システムに関する検討会

第9回 次世代の分散型電力システムに関する検討会

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この回のダイジェスト

機器個別計測の契約・精算案と蓄電池・DER活用の進捗が示された。

この回で示されたこと

  • 次世代スマートメーターの機器点計量値を小売料金や機器サービスに使う契約方式として、「1需要場所・1引込・N計量・1契約」を提案。受電点を託送・料金算定の基礎とし、機器点計量値は託送料金・インバランス料金に使わない案である。資料4
  • 需給調整市場で機器個別計測リソースが他社供給の需要家から調整力を調達する場合、機器点の供出量を需要抑制量とみなし、ネガワット調整金と同じ仕組みで精算する案を提示。「調整金(仮称)」をネガワット調整金に含める提案であり、算定方法は今後の検討事項である。資料2
  • 令和5年度補正予算で家庭・業務産業用蓄電池や既存設備のIoT化に100億円を確保。系統用蓄電システム等は複数年度総額400億円のうち令和6年度予算案が85億円で、支援要件は今後設計する。資料1
  • FLEX DER事業は2024年度に栃木県那須塩原市で実系統実証を行う計画である。出力1,999kW・容量6,310kWhの系統用蓄電池を設置中で、募集・約定からDER制御までを検証し、標準業務フローやシステム要求仕様をまとめる予定である。資料3
  • エネルギーリソースアグリゲーション事業協会(ERA)は2023年10月6日に設立され、2024年3月1日時点で正会員24社、賛助会員57社、有識者会員6名。5つのWGを2024年4月に開始予定とし、低圧リソースの市場参加や機器個別計測などの提言案を示した。資料5

前回からの変化

  • 需給調整市場の機器個別計測について、前回は受電点潮流が反転する場合の参加条件として発電・需要の契約事業者を一つに限定する案を示した。今回は、機器点計量値を使う小売契約方式として「1需要場所・1引込・N計量・1契約」を提案し、託送・料金算定は受電点を基礎とする整理を示した。資料4
  • 前回は機器個別計測の運用詳細が未決定だったが、今回は他社供給の需要家から調整力を調達する類型2について、機器点供出量を調整金の対象量としてネガワット調整金と同様に精算する案を示した。詳細な算定方法は引き続き検討事項である。資料2

今後の予定・残った論点

  • 機器点計量値の小売サービス利用に関する契約方式と、調整金の算定方法などを引き続き検討する。資料4資料2
  • 家庭・業務産業用支援の公募要件と系統用蓄電システム等の詳細要件を設計する。資料1
  • 2024年度に実系統でFLEX DERのフィールド試験を行い、業務フロー、運用課題、通信方式、システム要求仕様を整理する。資料3
  • ERAの5つのWGを2024年4月に開始し、低圧リソース活用等の課題を検討する。資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    ディマンドリスポンス等の拡大に向けた予算状況について(ご報告事項)

    - 令和5年度補正予算で家庭・業務産業用蓄電池と既存設備のIoT化に100億円を確保し、DRや出力制御抑制に使える分散型リソースを支援する。要件は検討中である。 - 系統用蓄電池等には国庫債務負担を含む総額400億円を措置し、令和6年度予算案額は85億円である。詳細要件は今後設計する。 - 2030年の累計導入見通しは系統用約14.1~23.8GWh、家庭・業務産業用約24.2GWhであり、系統用の幅は事業化率の仮定に基づく試算である。 - 新たな検討の場で、GX要件、安全性、廃棄物処理等を含む制度設計を議論する予定である。

  2. 2

    調整金(仮称)について

    - 機器個別計測リソースが需給調整市場に供出する調整力について、機器点の供出量を小売向け調整金の対象量とし、従来のネガワット調整金と同様に精算する案である。 - 対象は類型2の間接調達であり、直接調達は対象外である。個別管理・群管理とも、機器点の供出量はDRによる小売の需要抑制量に対応すると整理された。 - DR後も逆潮流で小売販売量が0のままなら対象外、順潮から逆潮に変わる場合は順潮分のみを対象とする案である。 - 「調整金(仮称)」をネガワット調整金に含めることを提案しているが、算定方法等の詳細は今後検討する。

  3. 3

    NEDO電力系統の混雑緩和のための 分散型エネルギー・リソース制御技術開発 (FLEX DER)事業の進捗報告

    - 配電用変電所の混雑を、蓄電池などのDERによる上げDRで緩和し、再エネの出力制御回避につなげる技術開発の進捗報告である。 - 実証用システムを構築中で、2024年度に栃木県那須塩原市を想定した実系統試験を行い、DER制御による混雑緩和を検証する計画である。 - 試験では募集・約定からDER制御までを検証し、標準業務フロー、運用課題、通信方式、システム要求仕様を整理する。 - 関谷変電所系統では、容量を逼迫させない運用制約等への同意を条件に、系統用蓄電池を設備増強なしで接続する試行が2023年8月から行われている。

  4. 4

    次世代スマートメーターを活用した分散型リソースの取引ルールについて

    - 次世代スマートメーターの機器点計量値を小売料金メニューやサービスに活用するため、「1需要場所・1引込・N計量・1契約」(パターン②)を前提とする案が示された。これは提案であり、決定事項ではない。 - 複数契約とするパターン①は、宅内配線の管理責任・費用負担、低圧での規制料金の悪用、BG間のインバランス責任に課題がある。 - パターン②では託送供給契約と託送料金・インバランス料金の算定は受電点までとし、機器点計量値は小売料金メニューやサービスに用いる。 - 別のサービサーが機器点サービスを提供する場合は、需要家と受電点の小売事業者の同意を得て計量値を共有し、連携する想定である。

  5. 5

    エネルギーリソースアグリゲーション事業協会(ERA) 設立に関する報告

    - ERAはDERの活用拡大を目的に2023年10月に設立され、2024年3月1日時点で正会員24社、賛助会員57社、有識者会員6名が参加する。 - 制度改善、需給安定・脱炭素等への貢献、サイバーセキュリティ確保を目指し、WGや政府等への意見提起、意見交換、勉強会を行う。 - 市場制度・系統用蓄電池・低圧リソース・再エネ・セキュリティの5WGは、2024年4月に活動開始予定である。 - 低圧リソースの市場参加、個別計測、DR Ready、上げDRに関する提言案を提示しており、具体策は今後の検討事項である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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