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電力広域的運営推進委員会 ・ 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会

第59回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会

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この回のダイジェスト

冬季kWh監視や夏冬の需給試算を示し、電源入札開始は保留した。

この回で示されたこと

  • 冬期の需給検証にkWhバランス評価を導入し、需要期まで月2回程度のモニタリングと結果公表を行う案を提示した。評価方法、実施時期、注意喚起の仕組みは提案段階である。資料1
  • 2020年12月~2021年1月は全国9エリアの最大需要が1月8日に15,498万kWとなり、LNGスポット価格は1月13日に32.5ドル/MMBtuを記録した。こうした需給ひっ迫を踏まえ、需要と燃料調達のギャップを早期に把握する案を示した。資料1
  • 2021年度夏季の猛暑H1需要に対する試算では、連系線等を考慮した場合、全エリア・全月で予備率3%以上となる一方、7月は多くのエリアで約3.4%、8月の東北・東京は3.1%であり、需給状況は予断を許さないと整理した。資料3
  • 2021年度冬季の厳寒H1需要試算では、1・2月に予備率3%未満となり、2月の9エリア合計予備率は▲0.2%。電源入札等の検討開始(STEP1)は保留し、追加供給力の調整後も改善しない場合は4月を目途に再判断する提案である。資料4
  • 2022年度向け調整力公募は、周波数制御機能を持つ電源Ⅰ-aの調達を基本とし、電源Ⅰ-b・Ⅰ´の必要量や広域調達、kWh不足時の一般送配電事業者の対応力を検討する方向を示した。いずれも案である。資料5

前回からの変化

  • 前回は年間EUE基準への移行が提案段階だったが、今回は2021年度供給計画から年間EUE基準を適用することが決定された(沖縄は従来基準)。短期では各エリア・各月の予備率も併せて確認する。資料2

今後の予定・残った論点

  • 事業者の補修停止・長期計画停止や未計上設備の供給力を確認し、需給改善が不十分な場合は4月を目途にSTEP1を再判断する。資料2資料4
  • 冬期kWh評価の実施時期・頻度・手法、注意喚起や国への報告基準を今後検討する。資料1
  • 夏季に補修停止を予定する設備の調整を進め、需給ひっ迫への備えを検討する。資料3
  • 2022年度公募に向け、電源Ⅰ-b・Ⅰ´の必要量と広域調達、kWh不足時の対応力を引き続き検討する。資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    今冬の需給ひっ迫を踏まえたkWh(キロワットアワー)バランス評価について:需給ひっ迫に至らないようにするための取り組み

    - 今冬の需給ひっ迫を踏まえ、10月の冬期需給検証と需要期まで月2回程度のモニタリングでkWhバランスを評価する案が示されたが、審議中の提案である。 - 広域需給シミュレーションで平年需要・厳気象・計画外停止のケースを比較し、各一般送配電事業者がエリア別データを作成、広域機関が集約する案である。 - 小売販売計画や燃料の調達済み量・追加調達見込みを集めて需要想定との差を公表し、早期の注意喚起につなげることを提案している。 - 今冬は直近5カ年で最大の全国需要や石炭火力の計画外停止、LNGスポット価格の急騰があり、燃料確保を早期・継続的に確認する必要性が示された。

  2. 2

    2021年度供給計画の取りまとめについて

    - 2021・2022年度は年間EUE基準内だが、月別予備率は8%未満の断面があり、最も厳しいのは2021年度2月の東京~九州(5.8%)である。 - 機関は補修停止・長期停止時期を事業者と調整して追加供給力を確認中であり、改善しなければ4月を目途に電源入札等の検討開始を再判断する。 - 2026年度以降の九州は大型電源の供給力が見通せず、長期EUE基準を超過する試算である。 - 2021年度の月別電力量計画には需要比0.1~4.3%の不足断面があり、秋の需給検証・定期監視と事業者の追加調達を予定する。

  3. 3

    2021年度夏季の猛暑H1需要発生時の電力需給見通しについての概要(案)

    - 2021年度夏季の猛暑H1需要に対する需給見通し案では、連系線等を考慮すると全月・全エリアで予備率3%以上だが、7・8月を中心に余裕が小さい。 - 連系線活用等を考慮しない試算では、東京は7〜9月、中部・関西は7・8月に予備率3%未満となり、関西は7・8月に供給力が最大需要を下回る。 - 稀頻度リスク分として7月に96万kW、東北・東京で8月に62万kW、9月に38万kWの不足を試算し、追加対応力で補う見通しだが、需給は予断を許さない。 - 本機関は補修停止設備の調整による供給力確保を進め、国には需要家への意識喚起など需給ひっ迫への備えを求めている。

  4. 4

    2021年度を対象とした電源入札等の検討開始の要否について

    - 2021年度冬季の厳寒H1試算では、電源Ⅰ´・火力増出力・連系線活用後も1・2月に予備率3%を下回り、東京は両月とも最大需要に対して供給力不足となる見通しである。 - 稀頻度リスク評価では1・2月の東北~九州などで必要供給力が不足する一方、北海道は154万kWの大規模電源脱落を想定しても予備率3%以上の見通しである。 - 電源入札等のSTEP1判断は保留であり、補修・長期停止の調整や事業者への供給力確保要請を先行し、改善しなければ4月を目途に再判断する提案である。

  5. 5

    2022年度向け調整力公募に向けた課題整理について

    - 2022年度公募は電源Ⅰ-aの調達を基本とし、電源Ⅰ-bは年間EUE評価で供給信頼度を満たすかを踏まえて扱いを検討する案である。 - 需給調整市場では三次調整力①の広域取引開始が予定され、予測誤差対応の一部を担うため、電源Ⅰ-b等の必要量を見直す。 - 今冬はkW不足ではなくkWh不足であり、電源Ⅰ・Ⅰ´の対応可能量約50GWh/日を超える不足が6日続いたため、一般送配電事業者の対応力を検討する。 - 電源Ⅰ-b・電源Ⅰ´の必要量や広域調達、kWh不足対応の具体策はいずれも今後の検討事項である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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