# 資料概要
本資料は、2024年4月16日にPwC Japan有限責任監査法人の村松久美子氏が発表した「電力・ガス取引監視等委員会の役割変化」に関する内容である。
## 目次
1. 登壇者紹介
2. 電力・ガス取引監視等委員会の役割変化
3. 監視等委の役割・機能
4. 監査及び助言の具体的な取り組み
5. 今後の課題
6. PwC Japanの概要
7. 結論
## 1. 登壇者紹介
- **村松久美子氏**
- 所属: PwC Japan有限責任監査法人
- 専門領域:
- 会計監査、内部統制、資本市場に関するアドバイザリー
- エネルギー・資源、電力・ガスのセクターに関与
- **資格**: 日本公認会計士
- **有識者会議等の委員歴**
- 資源エネルギー庁などの様々な委員会での活動歴あり
## 2. 電力・ガス取引監視等委員会の役割変化
- **背景**
- 電力・ガスのシステム改革が進展しており、事業者にも対応の変化が求められている。
- **役割の変更点**
- 従来は法律や政省令への準拠性モニタリングが主な役割であった。
- 近年では、重要案件に対するルールの浸透や事業者への働きかけが求められている。
- **事業リスクの変化**
- 新規事業者の参入
- 競争環境の整備
- 脱炭素に向けた取り組みの進展
- **監視等委の役割の変化**
- 事後モニタリングから、ルール浸透や準拠体制構築への働きかけに重きが移行している。
## 3. 監視等委の役割・機能
- **発見的統制と予防的統制**
- **発見的統制**: ルールに違反した事例を発見し問題を確認する統制。
- **予防的統制**: ルール違反を未然に防ぐための支援。
| 統制の種類 | 説明 |
|---------------|----------------------------------------|
| 発見的統制 | ルール違反を発見するための統制 |
| 予防的統制 | ルール違反を防ぐための支援を行う統制 |
## 4. 監査及び助言の具体的な取り組み
- 監視等委は事業者に対して以下のような効果を期待している:
1. 外部からの監視による実効性向上
2. ルールに対する正しい理解の浸透
3. 不十分な点に対する補正
## 5. 今後の課題
- 監視等委の機能向上を図るためには、制度・システムの見直しが必要である。
- 今後は行政監査や会計監査において要求される文書様式の変更にも対応が求められる。
| 検討事項 | 期待される効果 |
|---------------------------------|-----------------------------------|
| 専門人材の拡充 | 効率化と高度化 |
| 改善計画へのフィードバック提供 | 早期の改善につながる |
| モニタリングのDX化 | データ分析による監視効率の向上 |
## 6. PwC Japanの概要
- **設立**: 2006年6月1日
- **本社所在地**: 東京、名古屋、京都、大阪、福岡
- **ウェブサイト**: [PwC Japan](www.pwc.com/jp)
## 7. 結論
電力・ガス取引監視等委員会は近年のシステム改革の変化に対応し、役割が進化している。事業者の適応を支援する観点で、より積極的なモニタリングと助言の実施が求められている。