2025年度向けの需給調整市場システム(MMS)は、2025年3月12日19時56分から13日7時まで、メイン・バックアップ両拠点を同時停止して新仕様へ切り替える予定である。切替後は2025年度向け運用に移るため、作業延長時に備えた4時間の予備作業時間を設ける一方、別日の切替予備日は設けない。前回までの切替実績などを踏まえ、計画11時間と延長時間で作業を完了させるとしている。
切替時に3月13日受渡分の約定結果を30分単位に分割して公表するが、新取引条件の適用開始は3月14日受渡分(同日0時)からである。三次調整力②は、入札単位が3時間から30分、応動時間が45分以内から60分以内、継続時間が3時間から30分に変わる。
| 項目 | 2024年度仕様 | 2025年度仕様 |
|---|---|---|
| 三次調整力②の入札単位 | 3時間 | 30分 |
| 応動時間 | 45分以内 | 60分以内 |
| 継続時間 | 3時間 | 30分 |
従来はシステム切替後から年度末まで、次年度仕様のシステムを当年度ルールで運用する期間を設けていた。今回は既存商品の取引単位そのものが変わるため、30分仕様のシステムで3時間単位の取引を続けると、30分ごとに異なる連系線空容量などにより同じ約定結果を保証できず、データ入力の工夫では対応できない。このため、過渡期の混在運用は行わず、システム切替の時点から業務も30分取引へ移行する方針とした。両年度の取引に対応する機能を併設する案は技術的には可能だが、開発規模が大きく、運開時期と品質確保のリスクがあるとして採用しない。
切替後も過去の約定データは同じ画面で検索・抽出できる。一方、切替前に約定した日付の電源差替や基準値計画などの更新はMMS上でできず、電話・メール等のシステム外対応となる。対象日は切替当日または翌日のいずれか一日で、詳細は調整中である。
新仕様への習熟を目的に、一送と事業者が参加する運用試験を2025年2月3日から28日までの平日9時~17時に行う予定である。1月17日には一送向け・事業者向けの説明会を開催し、切替日程、操作手順書の改定、運用試験、切替時と切替後の留意事項を説明する予定である。
切替中は、事前審査用データの取得・登録を作業時間外に行い、アセスメント用データは電話またはメールで提出する。調整単価はシステム停止前に変更登録する。作業開始はMMS利用が比較的少ない夜間に設定されているが、前日市場の入札データを受け付けるため、11時までにシステムの健全性確認が必要である。万一11時までに復旧・確認できない場合、当日の取引は中止となる。資料は、手順書の検証や事前リハーサル、当日の体制構築を行うとしている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2025年度市場取引開始に向けた需給調整市場システム(MMS)のシステム切替について【報告】」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/jukyuchousei/)をもとに当社作成
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