本資料は、経済産業省による需給調整市場の運用に関する議論をまとめたものであり、第88回制度設計専門会合において事務局から提出された。主に需給調整市場の価格規律や入札単価の誤りに対する対応について検討されている。
過去3年間の固定費の詳細は以下の通りである。
| 年度 | 資本費等 | その他固定費 | 維持コスト |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | ▲42% | - | - |
| 2025年度 | 最大▲24.1% | - | - |
| 2026年度 | 最大▲19.5% | - | - |
価格規律に関する検討案では、調整力市場における各種のインセンティブの変化に着目している。以下に主な市場ごとの検討結果をまとめる。
| 固定費 | 限界費用 | 現状 | 変更案 | 調整力ΔkWの供出インセンティブ影響 |
|---|---|---|---|---|
| 回収済 | 安い | 逸失利益orマージン限10% | 逸失利益マージン継続検討 | |
| 回収済 | 高い | 機会費用マージン限10% | 機会費用マージン継続検討 | |
| 未回収容量市場約定電源 | 安い | 逸失利益固定費回収のための合理的な額等 | 逸失利益マージン継続検討 | |
| 未回収容量市場約定電源 | 高い | 機会費用固定費回収のための合理的な額等 | 機会費用マージン継続検討 | |
| 未回収容量市場約定電源以外 | 安い | 逸失利益固定費回収のための合理的な額等 | 逸失利益マージン継続検討 | |
| 未回収容量市場約定電源以外 | 高い | 機会費用固定費回収のための合理的な額等 | 機会費用マージン継続検討 |
| 限界費用 | 現状 | 変更案 | 調整力kWh供出インセンティブ影響 |
|---|---|---|---|
| 安い | 市場価格 | 限界費用マージン上げ限10% | 限界費用が十分安い電源はインセンティブ減、限界費用が卸価格格差付近の電源はインセンティブ増 |
| 高い | 限界費用 | 限界費用マージン上げ限10% | インセンティブ増 |
| 固定費 | 限界費用 | 現状 | 変更案 | 調整力kWh供出インセンティブ影響 |
|---|---|---|---|---|
| 回収済 | 安い | 限界費用マージン(10%) | 限界費用マージン(上げ10%/下げ10%) | 上げ変化なし、下げ変化なし |
| 回収済 | 高い | 限界費用マージン(10%) | 限界費用マージン(上げ10%/下げ10%) | 上げ変化なし、下げ変化なし |
| 未回収 | 安い | 限界費用固定費 | 限界費用マージン(上げ10%/下げ10%) | 固定費高いと想定でインセンティブ減少 |
| 未回収 | 高い | 限界費用固定費 | 限界費用マージン(上げ10%/下げ10%) | 固定費高いと想定でインセンティブ減少 |
※ 実際に使用しなかった起動費等が事後精算の対象となること、及び、応札量確保の観点から、「起動費等の入札価格への反映は1回分までしか認めない」規律が緩和される。
需給調整市場における入札単価の誤りが発生した場合の対応として以下が提案されている。
入札価格の誤りによるインバランス料金については以下の整理案がある。
※ 最終的には、必要以上に収益として得た分はレベニューキャップの翌期調整で調整され、託送料金に反映される。
本資料は、需給調整市場における課題およびそれに対する対応策を明らかにし、今後の議論の基礎となるべく作成されたものである。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需給調整市場の運用について」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_system.html)をもとに当社作成
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