2022年度開始の新インバランス料金制度に、燃料不足懸念などによるkWh不足のコストを反映するため、事務局は暫定的な「kWh不足需給ひっ迫時補正インバランス料金」の追加を提案している。これは審議会での提案であり、資料上、決定済みとはされていない。
| 料金の仕組み | 反映する要素 | 資料で示された扱い |
|---|---|---|
| 通常インバランス料金 | 稼働した調整力の限界的なkWh価格。発電事業者が燃料不足に伴う機会費用を価格登録に反映すれば、通常料金も上昇する | 基本の算定方法 |
| kW不足時の補正料金 | 上げ余力の低下に伴う、緊急の供給力追加確保などのコスト | 新制度の仕組み。通常料金と比較し高い方を採用 |
| kWh不足時の補正料金(追加案) | 燃料不足などでkWh供給力が不足する際の追加的な確保コスト | 当面の暫定措置として追加を提案 |
通常料金だけでは、燃料不足による機会費用が十分に価格へ反映されない可能性がある。スポット市場では機会費用の反映が限定的であり、調整力価格への反映も発電事業者が抑制的になる可能性があるためである。追加料金は、こうした価格シグナルの不足を補う措置と位置づけられる。
追加料金は、スポット市場価格や調整力kWh価格が燃料不足の機会費用を十分に反映できるようになるまでの暫定措置とする案である。十分に反映されるようになれば、通常料金で対応できるとして、kWh不足時の補正料金を廃止する考えが示されている。kWh不足の度合いを精緻に反映する料金カーブは、週単位で管理される現行のkWh余力率では設定が難しく、当面は簡易方式を用いながら、機会費用の検討状況などを踏まえて制度を見直すとしている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2022年度以降のインバランス料金の詳細設計等について」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_system.html)をもとに当社作成
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