本資料は、2022年12月14日に行われた第34回需給調整市場検討小委員会及び第44回調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会における、需給調整市場システムにおける複合契定ロジックの検討状況についての中間報告である。
本資料には以下の主な検討内容が含まれている。
現在、4回のプロトタイプ検証が予定されており、3回目のプロトタイプ検証が完了した。
| プロト検証 | 状況 | 検証ケース数 | 検証からの気づき |
|---|---|---|---|
| 1st | 検証済み | 43件 | 2件の問題点を発見 |
| 2nd | 検証済み | 81件 | 3件の問題点を発見 |
| 3rd | 検証済み | 102件 | 2件の問題点を発見 |
| 4th | 実施中 | 66件 | - |
複合契約ロジックは次の要素を考慮して設計されている。
複合契約ロジックの開発には以下のような課題が存在する:
最適化計算の処理が長時間を要するケースが発生しており、所定時間内での処理完了に向けて対策が検討されている。具体的には、4thプロトの検証を行い、以下の提案が立案されている。
| # | 分類 | 施策 | 説明 | 効果予想 | 検証タイミング |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 入札時刻優先の取りやめ | 同一価値の札があった場合の入札時刻優先ルールを複合約定ロジックに適用しない | 適用済み | ||
| 2 | 制約式 | オフライン枠の実現方式を変更 | 柔軟な約定を厳密な約定に切り替える | 中 | 4thプロト1 |
| 3 | 商品間の重複量を考慮したロジックの見直し | 探索範囲が限定されるため計算時間に寄与する見込み | 大 | 4thプロト | |
| 4 | システム処理方法 | 最適化計算の一部をロジック外で実施 | 一部商品を未約定として処理する機能をロジックから外す | 小 | 製作工程 |
| 5 | 計算処理の並行処理化 | ブロックごとに並行処理または1ブロックを並行処理化 | 小大 | 製作工程(時間的 Constraintあり) | |
| 6 | その他 | 計算開始時刻の前倒しまたは約定結果の公表の後ろ倒し | 計算開始時刻の前倒し及び結果公表時間の後ろ倒しを検討 | 4thプロトの検証結果を考慮 | |
| 7 | 準最適解を採用 | 打ち切り時間内で解が算出された場合にその解を準最適解とする機能 | 4thプロトの検証結果を考慮 |
※ 1:4thプロトでは柔軟な約定と厳密な約定の双方で検証 ※ 2:製作工程の期間の制約もあり、影響を与えない範囲で検討を行う
この取引スケジュールは、第17回需給調整市場検討小委員会の資料に基づいて検討されている。今後は4thプロトの検証結果を踏まえつつ、国や広域機関との連携を強化する計画である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需給調整市場システムにおける複合約定ロジックの検討状況について(第2回中間報告)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/index.html#jukyuchousei)をもとに当社作成
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