DRready機器には現行案でJC-STAR★1以上を求め、IPAでスマートホーム分野★2の要件が確定した後に、★2をセキュリティ要件とする提案である。ERABサイバーセキュリティガイドラインも、制御対象機器に★2以上の製品を選ぶことが望ましいとしており、事業者が★2対応製品を選べる市場環境を整える考えである。
ただし、★2対応には通信プロトコルの実装変更、暗号化通信、証明書管理などが必要となり、開発費の増加や市場投入の遅れが懸念されている。このため、★2の要件確定後に各工業会へ開発・市場投入計画の再検討を求める案である。各工業会は★1を前提とする計画を提示しており、★2の要件や導入時期は未確定である。
当面は、今後投入されるDRready機器と、既設機器およびDRready以外のDR可能な機器が市場に混在する。既設機器はハードウェア制約や運用負荷から、★2相当の通信仕様へ更新することが困難との意見がある。
そのため、★2相当のセキュアな通信に対応しない機器をERAB制御に使う場合、利用前に利用者のセキュリティリスクへの同意を得ること、★2の要件を満たさないことと、より安全に使う方法を明示することが重要とされる。事業者にはERABガイドラインに沿ったリスク分析やインターフェース別対策を求め、業界団体等を通じてERAB事業者・需要家に周知する方法を検討する提案である。
| 対象 | 資料で示された状態・対応 |
|---|---|
| DRready機器 | 現行案は★1以上。★2要件確定後、★2を求める提案。開発・市場投入計画は再検討案。 |
| その他のDR可能な機器 | ★2相当の通信に対応しない場合、リスクへの同意、非適合の明示、安全な利用方法の周知を重視。 |
資料では、ECHONET Liteの現行仕様はスマートホーム分野★2の要件を満たせないと判断されている。★2では、制御指示、機器の動作情報・センサ収集情報などを守る資産に加え、クラウド通信・機器間通信を含むIP通信部分が新たに対象となる。
勉強会では、ECHONET Liteのバージョンや★1取得の意味を正確に示し、★1が安全を保証するとの誤解を防ぐ必要性が指摘された。規格の変更・更新方針や、ECHONET Liteと今後策定予定の機器認証(DA)機能を備えたECHONET Lite DAのロゴ・区別方法も整理課題である。★2の要件は未確定であり、ハードウェア要件等が変われば開発日程に影響する可能性がある。
給湯機2種と家庭用蓄電池では、通信接続、外部制御、セキュリティを軸とした要件案が示されている。給湯機はDR可能量や沸き上げ時刻等、蓄電池は充放電目標・継続時間、バックアップ電力量、通信途絶時の復帰等を扱う。各案にはJC-STAR★1以上が記載され、★2が将来要件となる可能性が留保されている。
各業界団体は機能別仕様を検討し、JRA規格・JEM規格等への反映や自己判定、認証・試験の整備を進める計画である。家庭用蓄電池は2027年度中のJEM規格制定、2028年度以降の順次発売、2029年度に全メーカーが発売開始する計画である。ヒートポンプ給湯機は2027年3月のJRA規格制定(予定)、2029年度の市場導入を目標とする。ハイブリッド給湯機も規格等を2027年度中に整備し、2029年度発売を目指すが、いずれも計画・目標であり、★2要件確定後の再検討やメーカー間の開発日程差が残る。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「DR対策機器のセキュリティについて」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/dr_ready/index.html)をもとに当社作成
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