本資料は、第56回需給調整市場検討小委員会による「三次調整力②の取引単位時間30分化」のフォローアップに関するものである。2025年3月14日より取引が開始され、これに伴う効果や市場への影響についての分析結果が報告されている。
30分化以降の募集量は、3時間ブロックの継続を仮定した試算値と比較して、約1,717MW/日(25%)の減少が確認された。30分単位への変更により、コマごとの必要量を募集することとなり、募集量減少に一定の効果があった。
| 地域 | 3時間ブロック継続試算 (MW/日) | 30分化以降の直近実績 (MW/日) |
|---|---|---|
| 北海道 | 1,200 | 216 |
| 東北 | 1,014 | 795 |
| 東京 | 1,894 | 1,404 |
| 中部 | 772 | 544 |
| 北陸 | 60 | 43 |
| 関西 | 1,200 | 916 |
| 中国 | 331 | 251 |
| 四国 | 424 | 323 |
| 九州 | 965 | 712 |
| 全国計 | 6,921 | 5,204 |
応札量も7,047MW/日(約52%)の増加が確認された。発動指令や供出可能量が30分化により各コマに分かれて応札できるようになり、これが応札量の増加に寄与したと考えられる。
| 地域 | 3時間ブロック継続試算 (MW/日) | 30分化以降の直近実績 (MW/日) |
|---|---|---|
| 北海道 | 1,140 | 1,418 |
| 東北 | 981 | 1,436 |
| 東京 | 4,353 | 6,623 |
| 中部 | 1,518 | 2,648 |
| 北陸 | 672 | 1,096 |
| 関西 | 1,646 | 2,425 |
| 中国 | 680 | 995 |
| 四国 | 582 | 808 |
| 九州 | 1,862 | 3,031 |
| 全国計 | 13,434 | 20,480 |
30分化以降、余剰率が増加し、市場の競争原理が働く環境として評価されている。また、落札単価は大きく上昇しておらず、安定した推移を示している。
三次調整力②の取引単位時間30分化は、特段大きな問題が生じることなく、順調に効果が出ていると考えられる。今後2025年度の事後検証を通じて、取引実績データが蓄積された状態で改めて効果や市場影響を確認する必要がある。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「三次調整力②の取引単位時間30分化のフォローアップについて」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/)をもとに当社作成
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2026年3月14日受渡分から、需給調整市場の全商品が前日取引・30分コマに移行した(開始済み)[DOC:3e77bc52-8b6a-4fd8-95e4-cc566342a559]。移行直後の1週間では、複合市場の平均約定単価が東京で4.91円/kW30分から2.31円へ、中部で3.49円から1.89円へ低下している[DOC:21690b2a-d72a-4827-91b3-b012b62f0db9]。「応札しやすくなる制度改正」は、同時に「ΔkW単価が下がる制度改正」でもある。
2026年3月14日受渡分から全商品が前日取引・30分ブロックへ移行した[DOC:3e77bc52-8b6a-4fd8-95e4-cc566342a559]。先行した三次②では募集量が約25%減・応札量が約52%増[DOC:87db9e57-f1d8-4048-aecd-5362ed2fe937]。ただし2026年度も応札不足は残り[DOC:1c17d443-fcf2-4203-8256-444e82a7787b]、上限価格は15.00円/ΔkW・30分へ引下げ[DOC:aca2bbfe-5217-4402-9f32-274af0b4588b]。**単価より稼働コマ数で稼ぐ設計への転換が必要である。**
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