本資料は、需給調整市場における機器個別計測や低圧リソースの導入について、2026年度からの制度開始に向けた整理を目的としている。具体的には、これまでの検討会の成果を基に、制度導入の準備状況や今後の提案を示すものである。
| 計測点 | ΔkW評価 | 調整力kWh精算 |
|---|---|---|
| 受電点 | 補完的な変動を吸収 | 調整力が小さく見積もられる場合あり |
| 機器点 | 制御対象を個別に計測 | より正確な調整力を評価 |
| リソース区分 | 不正防止策 | ペナルティ強度 |
|---|---|---|
| 高圧リソース | 抜き打ち監査 | 金銭的ペナルティや市場退出 |
| 低圧リソース | 同様 |
| 年度 | 2025年度 | 2026年度 | 2027年度 |
|---|---|---|---|
| 低圧リソース | 設置開始 | 全商品が市場参入可能 | - |
| 高圧リソース | - | 条件付きで順次適用開始 | 1,000kW未満が適用予定 |
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需給調整市場における機器個別計測・低圧リソース導入について(2026年度からの制度開始に向けた整理)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/index.html#jukyuchousei)をもとに当社作成
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2026年3月14日受渡分から、需給調整市場は全商品が前日取引化され、入札単位時間が30分に移行した(開始済み)[DOC:3e77bc52-8b6a-4fd8-95e4-cc566342a559][DOC:21690b2a-d72a-4827-91b3-b012b62f0db9]。同じ2026年度には、低圧リソースの市場参入と機器個別計測の制度も立ち上がる[DOC:e7217d17-3eb5-442f-9723-253c616ca568]。参入の間口が広がる一方で、複合商品の約定単価は前日化直後に半減しており、「参入できること」と「稼げること」が別問題になりつつある。
デマンドレスポンス(DR)をめぐる制度設計は、この2〜3年で「市場に参加できるかどうか」から「どの計測点で、どの粒度で調整力を評価するか」へと論点が移っている。2026年度は低圧リソースの需給調整市場参入と機器個別計測の開始が予定された年度であり、同時にインバランス料金のC値・D値見直しが効き始める年度でもある。本稿は、この転換が事業者の投資判断にどう効くかを整理する。
Policy Scope
関連する審議会・政策資料を継続的に収集し、AI要約と一次資料をまとめて確認。重要な変更を事業判断と社内共有につなげられます。