2020年6月21日12:00~14:30の5コマでは、システムプライスが0.01円/kWhのまま、速報値でインバランス料金が28.00~44.76円/kWh(資料本文では20.0~44.7円/kWhと記載)となった。事務局の確認では、一般送配電事業者10社によるエリアインバランス量、JEPXによるα、αおよび市場価格の30分加重平均値はいずれも定められた方法で算定され、誤りは確認されなかった。
現行式は「スポット・時間前市場価格の30分加重平均値×α+β+k-l」である。今回、β・k・l反映前の料金が高くなった主因は、次の二つである。
その結果、β・k・l反映前の料金は12:00~12:30の28.00円/kWhから13:30~14:00の44.76円/kWhまで上昇した。同時間帯の全国インバランス速報値は不足で、約3,117~5,013MWであった。
2020年2~5月の5,808コマのうち、システムプライス0.01円かつ不足インバランスが発生し、料金が10円/kWh以上となったコマは14コマあった。したがって、同様の高値は6月21日に限られない。過去事例のα確報値と料金は、αの下限値を撤廃したと仮定して修正された値である。
本資料は6月21日の事象を報告・分析したものであり、算定方法の変更決定や今後の手続は示していない。速報値を扱う箇所ではβ・k・lが未反映であり、過去事例の修正値とも確定状態が異なる点に留意が必要である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2020年6月21日のインバランス料金の動きについて(報告)」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_system.html)をもとに当社作成
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インバランスとは、電気事業者が事前に届け出た発電・需要の計画値と、実際の発電量・需要量との差を指します。この差は送配電網を運用する一般送配電事業者が調整力で埋めるため、その費用を差を生じさせた事業者へ事後に精算する必要があります。その精算単価がインバランス料金であり、実需給時の電気の価値を反映する設計が取られています[DOC:ae9147dc-df56-49b2-931a-2c8b856e959d]。
バランシンググループ(BG)とは、複数の小売電気事業者や発電事業者が集まり、需要と供給の計画を一つのまとまりとして届け出て、計画と実績のずれ(インバランス)をまとめて精算する枠組みです。代表契約者が一般送配電事業者との窓口となり、グループ全体で計画値同時同量を達成することで、事業者ごとの過不足を相殺します。インバランス料金は実需給時の電気の価値を反映する価格シグナルと位置づけられています[DOC:b833aecd-f951-4afd-a7d2-54f1aed70e37]。
補正インバランス料金の上限(C値)を200円/kWhから300円/kWhへ引き上げる見直しは制度として確定しているが、その適用開始時期は2026年4月から2026年10月への変更案が審議会に示された段階にある[DOC:b1ff5888-8cda-4f5f-9c30-ea428d0c950b][DOC:7fda28d9-433e-4693-922e-1d4d38ca1a63]。
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