沖縄エリアの2026年度向け調整力公募について、電源Ⅰの調達費用は前年度より増加したが、事務局は定期点検や大型補修工事に伴う修繕費等の増加によるものと確認し、特段問題となる点はなかったと整理した。次年度の2027年度向け公募も、電力・ガス取引監視等委員会が監視する方針を示している。
電源Ⅰ-a(GF・LFC)と電源Ⅰ-bは、募集容量どおり全量が落札された。旧一電の発電部門以外からの応札はなかった。全体の平均価格は29,398円/kWで前年度比2,413円上昇し、調達費用は59.7億円で4.9億円増加した。
| 区分 | 2026年度向け募集・落札容量 | 平均価格(前年度比) |
|---|---|---|
| 電源Ⅰ-a(GF) | 4.9万kW | 28,941円/kW(+2,178円) |
| 電源Ⅰ-a(LFC) | 3.7万kW | 25,688円/kW(+1,180円) |
| 電源Ⅰ-b | 11.7万kW | 30,764円/kW(+2,985円) |
| 電源Ⅰ全体 | 20.3万kW | 29,398円/kW(+2,413円) |
落札事業者の説明では、kW価格は固定費の計画値に事業報酬を加えて算定した。価格上昇の主な理由は、電源の確実な供出に必要なガスタービン保安運転費用を固定費に計上したこと、定期点検・大型補修や燃料設備の精密点検等による修繕費の増加である。人件費や物品・資機材価格の上昇も修繕費に影響した。ブラックスタート機能電源は、機能維持費のみが契約対象となり電源本体の固定費を確保できないため、最低出力分の固定費確保を考慮して電源Ⅰ-bに応札したとの説明である。
電源Ⅰ´も募集容量6.0万kWに対し同量が応札・落札された。旧一電の発電部門以外からの応札はなく、DRの応札もなかった。平均kW価格は4,477円/kW(前年度比197円減)、調達費用は2.7億円(0.1億円減)である。落札事業者は、電源Ⅰに選定した電源を除き、設備要件やkWh単価、運用性を考慮して電源を選定し、定期点検を踏まえて複数電源を組み合わせたと説明した。kW価格は固定費の計画値と事業報酬を基にし、kWh価格上限は燃料調達実績の最高単価を基に設定した。
2026年度向けの必要量は、電源Ⅰ-a(GF)49MW、同(LFC)37MW、電源Ⅰ-b 117MW、電源Ⅰ´60MWである。前年度向けと比べ、GFは同量、LFCは3MW増、電源Ⅰ-bは3MW減、電源Ⅰ´は1MW増である。電源Ⅰの合計必要量は203MWで変わらない。
電源Ⅱは必要量の上限を設けず募集する扱いであり、2025年12月8日時点の応募は15件・202.6万kWで、前回と同数・同量であった。旧一電以外の電源所有者・応札主体による応募も前回と同等である。資料は、今後追加応募や退出の可能性があると留保している。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「沖縄エリアの2026年度向け調整力公募結果の事後確認について」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_systemsurveillance.html)をもとに当社作成
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