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電力・ガス取引監視等委員会 ・ 料金制度専門会合

第71回 料金制度専門会合

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この回のダイジェスト

各種事後評価結果を確認し、事業報酬の自己資本比率は据え置く整理が示された。

この回で示されたこと

  • 電気の経過措置料金は、中部電力ミライズ、関西電力、九州電力の規制部門利益率3年度平均がそれぞれ2.0%、0.1%、0.2%で、10社の過去10年度平均2.7%を下回り、ステップ1非該当とする事務局評価が示された。資料1
  • ガスの経過措置料金は、南海ガスが利益率基準に該当したが、超過利潤累積額は△111百万円(基準17百万円)、自由化部門収支は2023・2024年度とも黒字で、次段階に進まない評価が示された。東邦瓦斯、日本瓦斯は利益率基準で非該当であった。資料2
  • 大手電力7社の2024年度実績では、修繕費・委託費等が全社で認可原価を17~244億円上回る一方、総原価は全社で認可原価を下回った。効率化ロードマップは概ね計画どおり進み、次回フォローアップは2026年春に2025年度の取組を確認する予定である。資料3
  • 事務局は、資金調達環境に大きな影響を与えるほどの変化は確認されず、規制料金の事業報酬算定に用いる自己資本比率30%を現時点で見直す必要はないと整理した。旧一電10社の連結自己資本比率平均は2023年度21%から2024年度24%となった。資料4
  • ガス導管事業者の2024年度託送収支では、ストック管理で旭川ガス(江別地区)・久留米ガス、フロー管理で水島瓦斯・久留米ガス・大分瓦斯・東北天然ガスが基準を超過し、5社は2026年4月1日までに値下げ届出を行う予定である。結果の取りまとめは今後の案である。資料5
  • レベニューキャップ制度の2024年度期中評価では、10社合計の物価等上昇影響額は1,749億円、費用実績は7社で承認額を超過した。物価等上昇の制度上の扱いは第1規制期間の措置に向けて引き続き審議し、投資計画の見直し後に事業者が説明する予定である。資料6
  • 東京電力PGの2022~2024年度の廃炉等負担金平均は1,219億円で、値下げ命令評価の基準額2,097億円を下回った。事務局は確認結果を委員会に報告することを提案した。資料7
  • 東京電力PGは2024年度の廃炉等負担金として1,201億円を計上した。東京電力HDが決定・通知した額であり、基準に基づく負担上限の算定値2,097億円とは区別される。資料8

前回からの変化

  • 第70回で提案段階だった第1規制期間の物価・労務費上昇への制度措置は、今回も審議継続とされ、制度上の取扱いは未決定のままである。資料6
  • 前回示された2024年度の物価等上昇影響額1,749億円が、今回の期中評価でも10社合計額として示され、費用実績は7社で承認額を上回ったと報告された。資料6

今後の予定・残った論点

  • 2026年春に、大手電力7社の2025年度効率化施策の進捗をフォローアップする予定である。資料3
  • ガス導管事業者の残る7社等を2026年2月以降に評価し、2026年5月を目途に値下げ届出を確認して2024年度評価を取りまとめる予定である。資料5
  • 物価等上昇の制度上の取扱い、第1規制期間の措置、2025年度以降の期中評価方法を引き続き検討する。資料6
  • 自己資本比率や資金調達環境を今後も定期的に確認する方針である。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    電気小売経過措置料金に係る原価算定期間終了後の事後評価について

    - 2024年度の事後評価対象は、原価算定期間が終了した中部電力ミライズ、関西電力、九州電力の3社である。 - 3社の規制部門利益率の直近3年度平均は0.1〜2.0%で、10社の過去10年度平均2.7%をいずれも下回った。 - そのためステップ2以降の評価は行われず、3社は料金変更認可申請命令の発動要否の検討対象とならなかった。 - 原価算定期間中の残る7社は今回の評価対象外である。

  2. 2

    ガス小売経過措置料金に係る原価算定期間終了後の事後評価について

    - 東邦瓦斯、日本瓦斯、南海ガスの2024年度事後評価では、3社とも料金変更認可申請命令の発動要否を検討する対象にならなかった。 - 規制部門の利益率基準を上回ったのは南海ガスのみで、3年度平均は△2.8%、4社の過去10年度平均は△5.6%であった。 - 南海ガスは超過利潤累積額が一定水準額を下回り、自由化部門収支も直近2年度連続赤字ではなかったため、次段階の評価に進まなかった。 - 熱海瓦斯は原価算定期間中のため今回の評価対象外である。

  3. 3

    電気の規制料金の審査を踏まえた対応について(調達効率化に向けたフォローアップ)

    - 2025年秋のフォローアップでは、大手電力7社の調達効率化施策は概ね計画どおり進み、効果が見られない案件には代案等が講じられていると確認した。 - 2024年度の燃料費は全社で減少し、購入電力料は3社で減少、4社で増加した;主因には燃料市況の低下、容量拠出金や購入量の変化がある。 - 修繕費・委託費等は全社で認可原価を超えた一方、総原価は全社で認可原価を下回り、燃料費等の減少が主因とされた。 - ロードマップは必要に応じ見直し、2026年春に2025年度の施策進捗を確認する方針である。

  4. 4

    電気の規制料金の事業報酬の算定について 自己資本比率に係る確認結果について

    - 事業報酬の算定に用いる自己資本比率は現行30%であり、今回の確認では見直しの必要はないと整理された。 - 金利上昇や投資需要の高止まりにより負債調達への懸念はあるが、資金調達環境に大きな影響を与える変化は確認されなかった。 - 旧一電10社の連結自己資本比率平均は2023年度の21%から2024年度の24%へ上昇し、関西・中部を除く各社も引上げを表明している。 - 資金調達環境と自己資本比率の状況は、今後も定期的に確認する方針である。

  5. 5

    ガス導管事業者の2024年度託送収支の事後評価について:第71回 料金制度専門会合 事務局提出資料

    - 2024年度託送収支の今回の評価対象は、9月末までに計算書を公表したガス導管事業者137社である。 - 超過利潤累積額の基準超過は旭川ガス(江別地区)と久留米ガスの2社、乖離率のマイナス5%超過は4社で、久留米ガスは両方に該当する。 - 該当する5社はいずれも2026年4月1日までに料金値下げ届出を行う予定であり、届出がなければ原則として変更命令の対象となる。 - 10月以降に公表する7社は2026年2月以降に評価し、全体結果は同年5月を目途に取りまとめる予定である。

  6. 6

    レベニューキャップ制度における期中評価について(2024年度・目標計画③、投資計画②、事業収入の見通し、前提計画、費用計画、まとめ)

    - 2024年度の期中評価では、目標計画の各取組を確認し、発電予測では沖縄を除く9社で三次調整力②の必要量を14~27%低減した。 - 次世代投資は単年度で8社、累積で全10社が承認額未達となり、主因は工事・開発の後ろ倒しや機器納入遅れである。 - 実績収入は8社で想定超過したが、料金引下げ検証の基準に該当する事業者はいなかった。 - 費用実績は7社で承認額を上回り、10社合計1,749億円の物価等上昇影響が確認された;制度上の取扱いと2025年度以降の評価方法は今後も審議・整理される。

  7. 7

    廃炉等負担金の確認について

    - 東京電力PGの2024年度廃炉等負担金は、値下げ命令に関する評価基準を超過していないと確認された。 - 2022~2024年度平均は、基準額2,097億円に対し負担金1,219億円である。 - 事務局は確認結果を電力・ガス取引監視等委員会へ報告することを提案している。

  8. 8

    2024年度の廃炉等負担金について

    - 東京電力PGは、福島第一原発の廃炉資金として2024年度に1,201億円の廃炉等負担金を計上した。金額はHDが決定・通知したものである。 - HDは負担額を、積立金2,621億円に対して過大でなく、負担後もPGの財務健全性を損なわない水準と判断した。負担金計上後の当期純利益は2025年3月時点で238億円の見通しである。 - レベニューキャップ制度では過去の合理化実績を収入上限に算入し、毎年度の実績妥当性を確認する。追加の負担金捻出は系統利用者への還元に支障のない範囲とされる。 - 廃炉では2号機の燃料デブリ試験採取を2024年と2025年に実施し、ALPS処理水の海洋放出も継続している。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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