事務局は、グロス・ビディングが当初期待された流動性向上・価格変動抑制・社内取引の透明性向上の役割を果たし、2023年10月の休止後も効果が減退していないとして、制度を取りやめる案を示している。これは本資料での提案であり、正式な取りやめの決定ではない。
| 指標 | 導入前・休止前との比較 | 資料の評価 |
|---|---|---|
| スポット市場約定量 | 2016年度の230億kWhから、2024年度は2,657億kWh。休止後の約定量は減ったが、GBを除く実質約定量は2023年度に前年比0.9倍、2024年度に1.1倍 | 流動性は向上し、休止後も実質的な取引規模を維持 |
| 価格感応度(売り札を1,000MW追加) | 2016年▲0.91円/kWh、2021年▲0.41円、2024年▲0.37円 | 導入前より低い水準が休止後も継続 |
| 価格感応度(買い札を1,000MW追加) | 2016年+1.14円/kWh、2021年+0.40円、2024年+0.39円 | 導入前より低い水準が休止後も継続 |
2021年と2024年の価格近傍(システムプライス±5%)の札は、一日平均109,538MWhから112,988MWhへ微増しており、資料は休止後も約定価格の変動幅が抑制されていると評価する。
内外無差別な卸売の取り組みとして、全ての旧一般電気事業者等が卸標準メニューを作成・公表し、発電・小売部門間の情報遮断等を進めたことが確認されている。資料は、これらの取り組みにより社内取引の透明性向上が進み、グロス・ビディングに期待された役割を果たしたと整理する。
グロス・ビディングは2017年4月に順次導入された。2023年10月に当面休止し、休止から1年程度の市場影響を注視した上で正式な取りやめを判断することとされていた。本資料はその再評価を踏まえ、取りやめを提案するものである。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「グロス・ビディングについて」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_systemsurveillance.html)をもとに当社作成
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