東北電力は、原価期間の修繕費を868億円と算定した。女川原子力発電所2号機の再稼働関連費83億円を除いた修繕費率は1.75%で、比較対象の2016~2020年度平均1.76%を下回る。これは会社の算定内容であり、資料に料金審査の決定結果は示されていない。
| 比較項目 | 今回 | 比較対象 |
|---|---|---|
| 修繕費 | 868億円 | 692億円(2016~2020年度平均) |
| 女川2号機再稼働関連費を除く修繕費 | 785億円 | 692億円 |
| 修繕費率 | 1.75% | 1.76% |
前回計画722億円から145億円増加した。主な増加要因は、高経年化設備の修繕・浚渫と女川2号機の再稼働準備であり、火力では定期点検の長周期化による効率化を織り込んだ。計画には災害復旧修繕費25億円と、契約済み等を除く費用への3%効率化(23億円減)が含まれる。
修繕の実施時期・頻度は、設備トラブルの発生確率や影響を踏まえて検討し、安定供給と発電日数の確保を考慮する。災害復旧費は審査要領に基づき算定する。
比較対象は直近5年間として2016~2020年度の実績平均を採用した。2021年度は福島県沖地震後の電源復旧と供給力確保のため、火力の定期点検を翌年度へ繰り延べ、火力修繕費が極端に低くなったためである。実績平均では修繕費692億円、帳簿原価39,371億円、修繕費率1.76%である。
女川2号機は東日本大震災以降約12年間停止しており、再稼働前に発電機・タービンなど運転に必要な機器を広く点検する計画である。長期停止中は冷却や電源確保に必要な機器を中心に点検していたため、起動前点検では対象機器が大幅に増える。再稼働関連修繕費83億円は原価期間に計上される一方、2016~2020年度の実績には含まれず、東北電力はメルクマール比較でこの費用を考慮している。点検では、先行して分解点検した機器の状態が良好なら、同型機器を簡易点検にするなど費用削減も検討する。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「修繕費 (概要)」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_electricity.html)をもとに当社作成
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