北陸電力の申請修繕費は3か年平均415億円で、現行原価337億円を79億円上回る。火力設備の高経年化・高稼働と、志賀原子力発電所2号機の起動前点検が主な増加要因である。上流購買や仕様・工法の見直しによる効率化を年平均27億円織り込んでいる。
| 比較 | 修繕費 | 修繕費率 |
|---|---|---|
| 申請(特殊要因を含む) | 415億円 | 1.80% |
| 申請(志賀2号機起動前点検を除く) | 377億円 | 1.63% |
| 直近5年実績平均(2017~2021年度) | 359億円 | 1.63% |
特殊要因を除いた申請修繕費率は、メルクマールである直近5年実績平均と同率である。メルクマールは修繕費を帳簿原価で除した率である。
火力設備の補修費増は56億円、志賀2号機の起動前点検費は年平均38億円である。部門別では火力が現行比56億円増、原子力が26億円増である。
志賀2号機は新規制基準への適合性審査中で長期停止しており、2012年度以降は停止中の機能維持に必要な設備に点検対象を絞ってきた。原価算定では、再稼働後の安全・安定運転に向け、長期間点検していない設備等の点検を見込む。この点検はメルクマールの対象期間に含まれないため、特殊要因として扱う。資料は再稼働を原価に織り込むことにより、燃料費抑制や卸販売収入拡大等を通じて申請原価全体は低減すると説明している。
大型電源の開発後、2000年代は対象設備の増加に伴い修繕費が増加傾向となった。2011年の東日本大震災以降は原子力修繕費が減る一方、火力の高稼働による修繕費増があり、全体として至近年まで同水準を維持している。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「修繕費」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_electricity.html)をもとに当社作成
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